相見積もりの結果

今のご時世、相見積もりは当然ですね。

逆に弊社からもお客様には相見積もりをお薦めしております。

 

ですが、やはり信用ならない業者はいるもので最初の見積もりからの大幅値引き。

見積もりの内容も外壁はフッ素樹脂塗料を使いながら付帯部はウレタン。

この組み合わせってどうなんでしょう？

他の塗装屋さんでは普通なのか？

弊社の塗装仕様としてはありえない組み合わせですが・・

なるべく外壁も付帯部も同等の塗料を使いたいものです。

 

とは言え、お客様にも予算はあるものでフッ素樹脂を使って

弊社の仕様で工事となると確実に予算オーバー。

今回の工事見積もりは手を引こうかと・・

 

4種類作った見積もりの中の

外壁はアステックペイントのリファイン、

付帯部はニッペのファインシリコンフレッシュの仕様で提案した結果

弊社で請け負うことになりました。

丁寧な説明はやはり重要ですね。

 

前置きがかな～り長くなりましたが工事の様子です。

 

サッシ廻りは増打ちのため、目地のコーキングを撤去。

撤去する時に青いフィルムを取らないのがミソ。

この青いフィルムがないと３面接着し、温度による収縮や振動などに対応しきれず

剥がれやヒビ割れの原因になり易いそうです。

 

 

プライマーを塗ってからの打ち込み。このプライマーも重要です。

この工程を抜くと密着力が弱くなり、外壁との縁が切れやすくなります。

見えなくなる所の作業が重要ポイントになるんです。

 

　

 

乾燥後に前述通りアステックペイントのエポパワーシーラーを下塗りして

 

　

 

リファイン1000Si-IRを中塗り・上塗りしていきます。

 

 

　

 

破風・雨樋などの付帯部は日本ペイントのファインシリコンフレッシュを

軒天はケンエースをそれぞれ２回塗りです。

 

　

 

 

あまり弊社では提案しない基礎巾木。

お客様の要望もあり塗装していきます。キクスイ・基礎ガード。

 

 

粉体と混和液、清水を規定通りに調合し、２回塗り。

1回目は普通のローラーで塗っていき、２回目はマスチックローラーで仕上げます。

 

　

 

基礎のビフォア・アフターですが塗るとやはりキレイですし

躯体の中性化の抑止、ひび割れへの追従性もあるのでいいのかも。

 

最後に窓拭きをして完工です。